日本食肉輸出入協会は18日、鶏肉輸入動向検討委員会を開き、現地積出し数量および検疫数量をもとに3~5月の鶏肉輸入量予測をまとめた。

その結果、3月は合計で4万6,100tと前月予想から800t下方修正したが、前年同月比では23.5%増と見込んでいる。このうち、ブラジルは3万4千t(25.5%増)、タイが1万500t(18.9%増)、米国が1,200t(1.3%減)となり、タイが前月から100t増えた半面、ブラジルと米国がそれぞれ400t・500t下方修正されている。

4月は合計で4万2,900t(11.9%減)で、こちらも前月予測から1,600t下方修正した。このうちブラジルは3万200t(19.8%減)、タイが1万800t(17.7%増)、米国が1,500t(7.6%減)。また、5月は合計で4万8,200t(4.5%増)で、ブラジルが3万5,200t(0.8%増)、タイが1万1千t(21.7%増)、米国が1,600t(19.4%減)と予測。タイは引続き1万t台の輸入が続くもようだ。

同委員会は「4月現在、鶏肉の消費自体は引き続き堅調だが、価格は安値安定の状況が続いている」としたうえで、「鶏肉輸入量は、ブラジルからの船積み数量がようやく落ち着きを取り戻し始めており、タイ産、米国産も落ち着いている。このため、一時16万tに達した在庫も減少すると見込まれる。今後の価格の動向は不透明だが、徐々に回復するのではないかとの期待感もある」と説明している。

〈畜産日報 2018年4月19日付より〉

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