農畜産業振興機構が発表した3月末の食肉推定在庫は、牛肉、豚肉、鶏肉すべてで前月から減少した。牛肉は18年に入ってから12万t を下回ったまま推移している。前年同月比では牛肉2.3%減、豚肉1.5%増、鶏肉26.9%増と、牛肉は減少し鶏肉の増加が大きくなっている。

[牛肉]国産品は前月から398t減の9,498t、輸入品はフローズンが5,519t減、チルドが552t減で合計6,071t減となった。未通関のフローズンは4月からのセーフガード(SG)解除に向けて各社が通関を繰り延べたため、前月から998t増加、前年比で27.6%増の1万2,242tと大きく増加している。全在庫は前月から5,473t減の11万261tとなった。

[豚肉]国産品は前月から3,363t増の2万0,474tとなり、2万tを上回った。輸入品はフローズンが3,141t減の15万3,166t、チルドが1,064t減の7,334tとなっている。チルドを中心に輸入豚肉では在庫調整の動きが進んでいるとみられる。

[鶏肉]国産品は前月から1,463t増の2万8,429tとなった。輸入品は、3月の出回り量の大幅増加により1万1,904t減の14万8,123tと在庫は大きく減少した。全在庫は7,673t減の18万5,390tとなっている。

〈畜産日報 2018年5月8日付より〉

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