18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で発生した地震は、大阪市北区や高槻市、枚方市、茨木市、箕面市の5市区を中心に震度6弱の大きな揺れに見まわれたのをはじめ、近畿地方で揺れが観測され、人的被害のほか一部建物の倒壊や停電、道路の冠水、鉄道の運転の見合わせなどさまざまな被害が発生した。ただ、畜産・食肉関係では18日午後現在、幸いにも人的含めて特に目立った被害・影響は寄せられていない。

丸大食品(高槻市)によると、午後2時現在の状況は、強い揺れで本社オフィス内の一部事務用品などが倒れたものの、それ以外、社員や商品、施設に対して目立った被害の報告はないもようで、引続き設備などに対して詳細な点検を進めているという。フードリエ(高槻市)も午後2時30分現在で、社員のけがなどの人的被害や商品、施設整備への被害は認めらなかった。ただ、大事を取って社員の大半が午後に早退しているという。今のところ、きょう(19日)は通常通りの営業を行う予定だ。そのほか、日本ハム(大阪市北区)も、工場を含めてとくに被害の報告は確認されてないという。

一方、大阪市食肉市場(大阪市住之江区)はと畜棟や冷蔵庫など施設・設備の点検をしたところ異常個所は確認されなかった。確認作業のため、と畜業務は通常より50分遅れの午前9時50分から行ったほか、購買者に配慮してセリの開始時間も牛・豚でそれぞれ30分ずつ遅らしたものの、無事通常通りの販売ができたという。道路交通網に乱れが生じているものの、午後3時現在、きょう(19日)のと畜・販売は通常通り行うという。

このほか、日本食肉流通センターの大阪センター(大阪市住之江区)でも被害の報告はないほか、全国食肉事業協同組合連合会も各支部会員に確認を取っている最中で、18日午後1時30分現在、特段の被害報告は寄せられていないようだ。

オーシャンネットワークエクスプレスジャパン(株)(東京・港区)によると、18日午前3時現在の状況として、▽本船=MOL EXPLORER 018S/017N(大阪18~19日)は荷役機器点検のうえ午前10時に荷役開始、大阪以降の寄港地スケジュールは予定通り▽大阪港および神戸各港=通常通り荷役、ゲートともに稼働――しているという。

〈畜産日報 2018年6月19日付より〉

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