農水省は12日、岐阜市内の養豚場で発生した豚コレラによる豚肉・豚原皮の輸出停止措置について、同日付けでタイ向け豚原皮の輸出検疫証明書交付を再開したと発表した。また13日には台湾向け豚肉・豚原皮でも再開したと発表した。なお台湾向け豚肉は岐阜県からの輸出はなく、要件は設けられていない。また原皮は両国ともに、要件はなく、輸出停止前と同様の輸出再開となった。

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原皮の輸出は2017年の貿易統計によれば、全体で6万6,291t・108億円、タイは4万9,150t・80億円、台湾が1万2,321t・21億円と両国で9割以上を占めている。20年程前までは台湾向け輸出が大半を占めていたが、タイにシフトしてきた。今回の輸出停止の影響について業界関係者は「約1週間止まっていたので、相手先国の状況もあるのでデリバリーなどの問題は発生するだろう。輸出量の多いタイ・台湾が再開したことは業界とって喜ばしいことだ」と話した。

〈畜産日報 2018年9月14日付より〉