チーズプロフェッショナル協会(CPA)が、農水省協力の下、出品したもの。
背景には、今年2月にEUとの経済連携協定(日欧EPA)が発効され、日本の工房チーズの国際競争力強化が急務となっていることがある。3月にEUへ日本産乳製品を輸出することが可能となったことから、「特例」で出品が認められ、18工房30品が出品された。
アワード(第32回)は42カ国から3804品のチーズがエントリーされ、過去最大規模となり、この中で日本チーズはヨーロッパ伝統のチーズに引けをとらない品質レベルで各国チーズと競い合い、結果、「森のチーズ」は、「クリーミーで後味が持続する」と高く評価され、世界10位に選ばれた。

CPAからの「ワールド・チーズ・アワード2019」出品チーズ一覧
なお、「森のチーズ」は、ブラウンスイスの生乳のみを使用したセミハードタイプ。チーズ工房那須の森の主力商品で、同社の通信販売では既に1人1個限りの品薄状態となっている。
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