福島県庁は2日、米の全量全袋検査の今後の方向性を決定した。全量全袋検査で通算5年間の基準値超過が無い時点を目処に、モニタリング(抽出)検査に移行する。

24年産米から始まった全量全袋検査だが、27~29年産米では基準値超過が確認されていないため、2018~2019年でも基準値超過が無ければ、最短で2020年からモニタリング検査に移行する。なお、具体的なモニタリング検査の方法は、2018年度から関係機関の意見を訊いて国と調整を行う。また、営農を再開しているかつての避難指示区域などについては、営農再開の進捗状況を考慮しながら、全量全袋検査を当面継続していく。

本紙に対して県水田畑作課は「各地域の営農再開状況などを見極めながら丁寧に関係者への説明も行っていく。通算5年間の基準値超過が無い時点というのはあくまで“目処"であり、まずは焦らずに関係者・消費者からの理解を得られるよう、努力していく」と説明した。

〈米麦日報 2018年3月6日付より〉

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