一方、2014(平成26)年度から新設された食料自給力指標(概算値、1人1日あたり)は、昨年度まで微減傾向にあったが、一部に変化が生じた。▽パターンA(栄養バランスを一定程度考慮して主要穀物を中心に熱量効率を最大化して作付)=1,420kcal(前年度比22kcal減)▽パターンB(パターンAで栄養バランスを考慮しない)=1,814kcal(同8kcal増)▽パターンC(パターンAでいも類を中心に作付)=2,316kcal(同17kcal減)▽パターンD(パターンCで栄養バランスを考慮しない)=2,647kcal(同3kcal増)。昨年度までと同様、主要穀物中心のパターンA、パターンBは、ともに推定エネルギー必要量2,147kcalを下回った一方、いも類中心のパターンC、パターンDは、ともに上回った。
〈米麦日報 2018年8月9日付より〉
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