〇・・・第100回全国高校野球選手権大会は21日、全日程を終了した。大本命とされていた大阪代表の大阪桐蔭高校が優勝旗を手にし、史上初となる2度目の春夏連覇を達成。盆明けの忙しい時期ながら、ニュースから目を離せなかった方も多いのではないか。

〇・・・決勝で惜敗した秋田代表の金足農業高校もこの夏を大いに盛り上げた。吉田輝星投手の好投が光る。準決勝、決勝日は、「秋田県人は誰も仕事をしていない」と揶揄されるほどの注目だ。「白河の関を超えぬ」と言われ続けた甲子園優勝旗が、空路で北海道に渡ったのは2004(平成16)年のこと。その後、陸路では引きつづき白河の関を優勝旗が超えたことはない。また、秋田勢の決勝進出は103年ぶり。否が応でも期待が高まった。

〇・・・さて、東北ゆかりの方には残念な結果だったが、100回大会にふさわしい盛り上がりだった。準優勝の金足農高の知名度も全国的に一気に高まった。しかし、その金足農高は“食”でも強豪校だということをご存じだろうか。

〇・・・東洋水産(株)が東北の「食」に関する高校生を対象にしたスープレシピコンテスト「スマイル“フード”プロジェクト」。2016年大会では金足農高のチーム「誉れの秋田」が優勝し、作品が後に期間限定で商品化されている。

〇・・・若者の健全な育成にはスポーツと食が欠かせない。今後の金足農高のスポーツ、食、両面の活躍に期待だ。

〈米麦日報 2018年8月22日付より〉