日本即席食品工業協会は2月16日、「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2020」を開催した。同コンテストは、栄養士や調理師などの「食のプロ」を目指す学生が対象で、今回で18回目。今回は1,134件の応募があり、書類選考で選ばれた12名が腕を競った。

優勝は岡山県立津山東高校食物調理科の笠井萌々香さんの作品「ピリ辛キンパ」。砕いて茹でた麺をご飯に混ぜ込み、韓国風海苔巻きを仕上げた。今回から優勝作品、準優勝作品は同会の作成するレシピブックに掲載する。さらに、レシピ動画サービス「クラシル」(運営:dely(株))にて、レシピが動画化され配信される。動画の配信は3月24日を予定。笠井さんは「優勝できると思っていなかったのでとても嬉しい。練習の試作よりも少し時間がかかったが、うまくできて良かった」と歓びを語った。
優勝した笠井萌々香さん

優勝した笠井萌々香さん

審査員を務めたのは同会の松尾昭英理事長、会場を提供した佐伯栄養専門学校の山﨑大治校長、dely フードプランナーグループの高山彩チーフ。審査委員長の松尾理事長は、「インスタントラーメンのスープはそのままでもうまくまとまっている。それをうまく工夫していた。“インスタント"といっても手抜きではない。インスタントラーメンができるまでにはすごく時間がかかる。その分、家で時間を別のことに使える。ラーメンのスープを一から作ったら、1時間とかではとてもできない」とメッセージを贈った。

日本即席食品工業協会・松尾昭英理事長

日本即席食品工業協会・松尾昭英理事長

△準優勝「1/2日分の野菜がとれる豆乳あんかけ焼きそば」=宇都宮短期大学附属高校調理科・本間凛さん
△日本即席食品工業協会賞「魚介のトマト麺レモン牛乳がけ」=IFC栄養専門学校栄養士養成科・井上奈々さん
△佐伯栄養専門学校賞「サクサク汁なし!味噌ラーメン」=福岡県立久留米筑水高校調理科・古賀陽花さん。
 
〈米麦日報2020年2月18日付〉