輸入菓子市場で確固たる地位を確立しているハーシーブランドも、近年は主要ユーザーの高齢化が進み、10代・20代を中心とする若年新規層の開拓が課題になっている。ハーシージャパンは、「国産のチョコでは味わえないキスチョコレートらしいミルクのコクとおいしさや、先端にフラッグの付いた見た目の可愛らしさを知ってほしい」との考えから、今回のイベントを実施した。
会場には、成功するとハロウィン限定商品がもらえるゲームコーナーやSNS映えするフォトスポット、DIYシールコーナーを設置した。米国ではシールを貼ってアレンジしたキスチョコレートを日常的に贈り合う習慣が定着しているため、今回このDIYコーナーでは、配布したキスチョコレートにハロウィンデザインのシールを貼り、プレゼント用にラッピングできるようにした。「キスチョコレートというネーミングを生かし、DIY提案と共に、今後はウェディングなど需要の開拓を図っていく」(鈴商)。
〈食品産業新聞 2018年10月22日付より〉
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