バイテク情報普及会は、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)がまとめた、14年の世界GM作物作付面積報告書について、都内で報告セミナーを2日に開いた。

それによれば、14年のGM作物の作付面積は、前年比3%増の1億8,150万haに拡大し、作付面積1位の米国が4%増の7,310万ha、2位のブラジルが5%増の4,220万haと拡大したほか、GM綿花が中国、インドでも拡大したとしている。また、米国で承認されたアクリルアミドの発生と傷みを抑制するGMジャガイモなど、消費者に利点のあるGM作物の開発が進んでいることなどを報告した。

報告は、ISAAA名誉会長のクライブ・ジェームス博士が行い、14年は新たにバングラデッシュが加わり、GM作物の作付は世界28カ国に拡大したと述べた上で、米国ではGMOの作付率が大豆(94%、1%増)、トウモロコシ(93%、3%増)、綿花(96%、6%増)のいずれも拡大するなど、著しい進展がみられたと指摘した。また、シンプロット社が開発した、アクリルアミドの発生を抑制し、傷みによる廃棄率を低減するGMジャガイモが承認されたことを、消費者にとって利点のある新品種と評価したほか、消化率に優れ高収量のGMアルファルファの承認もトピックスとして挙げた。(詳細は本紙にて)