心が急激に高まっている。売場でも、減塩みそを中心とした品ぞろえが目立つようになってきた。また、この健康志向の高まりから、無添加や有機みそへの注目も高まっており、業績を伸ばすメーカーもいる。キーワードは、やはり「おいしさ」。いくら健康に良い商品でも、おいしくなければ売れない。健康でおいしいみその開発と認知向上がますます重要になってくる。異業種間コラボレーションの展開で、みそ業界以外からの興味を引きつけることも、今後はさらなる市場拡大に必要不可欠な要素になってくるだろう。

全国味噌工業協同組合連合会がまとめた、みその14年出荷量は41万2,860tで前年並みを維持、生産量は前年比5.8%増の43万2,545tと伸びている。

要因はいろいろと考えられる。和食のユネスコ無形文化遺産への登録による和食ブームへの期待、ミラノ万博からの日本食文化の発信、健康志向の高まりからの減塩、無添加ブームの再来に加え、みそ健康づくり委員会が行っている、生みそを使った即席みそ汁「みそまる」のゲリラ的な普及活動も、みその出荷量の減り具合を緩和し、生産量を増加傾向に押し上げた要因として考えられる。

ただ一般家庭が購入した量の傾向を示す総務省の家計調査では、前年比2ケタ減の月が多く散見される。そのため、メーカーサイドでは慎重な姿勢を取らざるを得ない。

特に中小メーカーは経営の厳しさから脱することができない所も多い。(詳細は本紙にて)