書道家・武田双雲氏発案の創作みそ汁専門店「ミソジュウ」浅草にオープン

創作みそ汁専門店「ミソジュウ」
〈日本の大切で健康的な食文化を国内外に広く発信していく/武田双雲氏〉
書道家の武田双雲氏が結成した「TEAM地球」がプロデュースする創作おみそ汁専門店「MISOJYU」(ミソジュウ)の6月5日オープン前日に、新店舗に近接する東京・浅草で、知人・友人を集めたオープニングイベントを開催した。フリーアナウンサーの大橋未歩さんや、元プロレスラーの藤波辰爾さんなど約100人がお祝いに駆けつけた。

同店舗は、日本の大切で健康的な食文化を国内外に広く発信することを目的に誕生した。有機野菜を使用し、一杯一杯丹精を込めて作られたおみそ汁を通じて「日本の温かさ」を届けたいとしている。

同社は17年にプロジェクトの一弾として湘南の鵠沼海岸にオーガニックカフェレストラン「地球」を開店させている。ミソジュウはプロジェクトの第二弾としてオープンする。冒頭にあいさつした、武田氏は、「海外への出店計画とともに、直営農園を持ち、自分たちで土からしっかりと向き合って生産した野菜を店舗で調理してお客様に提供していきたい」と抱負を語った。

ミソジュウは、銀座線・浅草線浅草駅と浅草演芸ホールの中間地点の好立地に位置し、下町情緒あふれる浅草の中心地に、日本の伝統食を気軽に楽しめる「おみそ汁専門店」。周囲には多くのホテルや簡易宿泊施設が密集しており、「朝食を食べる場所が少ない」という観光客のニーズに応え、朝8時半からオープンする。おみそ汁とおにぎりがついた「朝ごはんセット」(税込500円)は、朝一番から「健康的でおいしい日本食」を存分に味わうことができるとする。店内だけでなく、テイクアウトも可能だ。

ミソジュウのみそ汁の具材は、有機野菜にこだわり、厳選した食材を贅沢に使用している。大きめにカットしたゴロゴロ野菜と、かつおぶしや昆布からしっかりとった香ばしいだし、日本全国各地からこだわり選びぬいた独自ブレンドのみそを使用した。定番のみそ汁から、海外のスープ料理にインスパイアされた斬新なおみそ汁まで、一味違う新感覚のおみそ汁を提供する。サイドメニューには、鮭や梅などの「おにぎり」と、ごまあえや唐揚げ、煮卵などの「お総菜」を用意。日本の定番ごはんを通じて、「日本食のすばらしさ」を体感してもらいたいとしている。

当日会場では、「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」(税込800円)や「豆乳とホタテのとろーりみそポタージュ」(同900円)などが振る舞われた。住所:東京都台東区浅草1-7-5。営業時間:午前8時半~午後7時。定休日:月曜日。

「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」

「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」

〈大豆油糧日報 2018年6月6日付より〉

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