〈4~6月和日配売上13%増、健康需要で納豆好調〉
三和流通産業は18日、秋冬新商品展示会をさいたまスーパーアリーナで開催し、メーカー86社(洋日配48社・和日配38社)が出展した。合わせて発表した同社の商流部門の業績(4月~6月)は、売上高が前期比7.5%増の57億5,700万円だった。このうち和日配の売上高は、13.3%増の17億100万円となった。納豆は健康需要により、スタンダードタイプ、フレーバータイプともに引き続き好調に推移しているという。

本紙関連メーカーでは、三和豆水庵が一押し商品「淡雪」を紹介した。「淡雪」は、にがりを使用せず、宮古島の「雪塩」で固めた、口溶けの良さが特徴の商品。既存の「濃厚よせ豆腐」「濃厚ゆばよせ」、秋冬新商品「和風あんかけ」の3品をラインナップする。

「和風あんかけ」は和風あんをかけた総菜系の寄せ豆腐。既存品の販売動向については、「やわらかさや、口溶けの良さが評価されている。また、北海道産大豆を使用している点も、消費者の食の安全安心の志向が高まっていることから、支持されているのではないか」(同社)とコメントした。

太子食品工業は、「北の大豆 きぬ練りおあげ」の試食を実施した。同商品は、北海道産大豆を使用し、米油で揚げた油抜き不要の簡便な油揚げ。北海道産大豆による甘みと、白っぽい色味も特徴だ。

同社によると「みそ汁需要としての油揚げが大部分を占めているが、徐々に減少している」という。この上で、「『北の大豆 きぬ練りおあげ』は、油抜き不要なので、そのままカットしてサラダにトッピングしたり、ピザ生地の代わりなど、様々な使い方ができる」とアピールした。

〈刻みタマネギたれで納豆のおかず用途を提案、健康感高めた「もち麦納豆」も〉
ミツカンは、新商品「金のつぶ 具を楽しむたれ しゃきたま」(3パック)をアピールした。刻みタマネギ入りのたれがついており、そのままおかずとしても楽しむことができるという。納豆とご飯という定番の組み合わせだけではなく、様々な食べ方を提案したいと考え開発した商品で、「暑い時期なら涼味麺と合わせたり、サラダにトッピングしても合う。近年は糖質を気にする人も増えており、このニーズにも応えることができる」とした。
ミツカン「金のつぶ 具を楽しむたれ しゃきたま」

ミツカン「金のつぶ 具を楽しむたれ しゃきたま」

ヤマダフーズは、昨年発売した一押し商品「もち麦納豆極小粒」を紹介。蒸したもち麦を配合しており、もち麦の健康感と特有のプチプチとした食感が特徴。「引き合いが高く、固定客もついている。もち麦を食べたいが炊飯が手間だと考えている人にとっても、この商品であれば手軽にもち麦を取り入れることができる」とした。

マルサンアイは、「ことりっぷ豆乳飲料」の秋冬フレーバー「黒ごまさつま」を紹介した。同シリーズは、既存で一番人気の「黒蜜きなこ」、「栗と和三盆」と季節フレーバーの3品で展開している。「10~30代の次世代豆乳ユーザーを獲得するため、『ことりっぷ豆乳飲料』や、サンリオのハローキティーをコラボした商品を展開していく」とした。

キッコーマン飲料は、8月発売の新商品「キッコーマン 豆乳おからパウダー」も紹介した。「大豆の皮を取り除いているため、一般的なおからパウダーよりも粒子が細かく、小麦粉の代替など幅広く使える」とアピールしていた。

〈大豆油糧日報 2018年7月23日付より〉