環境・エネルギーの総合展示会「エコプロ2018」が、12月6~8日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。本紙関連では、味の素グループのブース内で、J-オイルミルズが出展し、小型搾油機を使って、菜種の搾油を実演したほか、パネル展示を中心に、油を使って食材を残さず食べ切ることや、油を無駄なく使う方法などを紹介した。また、今回初の出展となる消費者庁では、エシカル消費への取り組みを訴求した。

同社は、「食用油(あぶら)でおいしく無駄なくエコに」をテーマに、菜種の搾油などを実演した。搾油後の菜種ミールは飼料などに再利用されることや、ほかの油種においても、原料を使い切る取り組みを実践し、再資源化率99.99%を達成していることなどを説明した。

また、色づきしにくく、カラッと揚がり、長くおいしく使える油「長調得徳」も紹介した。従来の油に対して、独自の酸化を抑える物質を加えることで、長持ちさせることに成功したことを訴求。使用する油の量が減ることで、ブラスチックや缶などの容器・段ボール・ラベルなどを減らすことができ、船の輸送回数も減少、廃油や廃棄物の減少にも役立ち、同社の技術力で、エコな環境を作りに貢献していることなどを紹介した。

消費者庁は、フェアトレード商品やエコマーク、FSC森林認証など、エシカル消費につながる世界の取り組みを簡単なクイズで解説した。

ブースでは、地産地消をテーマに集められた食品を並べ、身近な場所で顔の見える農家から買えることが「安心」というだけでなく、野菜などを運ぶための費用や環境への「負担」も減らすことができ、こうした取り組みも、エシカル消費への取り組みにつながることを紹介した。

〈大豆油糧日報 2018年12月12日付より〉