ひかり味噌は11日、19年春夏新商品発表会を都内で開き、麦みそや甘酒など14の新商品と、フィンランドのベルソフード社のそら豆を使った次世代ミートを発表した。

みそは、麹の花ブランドから無添加有機の麦みそと玄米みそ(いずれも400g、税別660円)を発売する。健康志向の高まりから麦や玄米などの雑穀を利用した商品が求められていることを踏まえ、「さまざまなみそのおいしさを健やかに楽しんでもらいたい」とし、「麹の花」シリーズから発売することになったと商品化の狙いを説明した。麦みそは強い甘みの麦みそに慣れない人でも親しみやすいよう15割麹ですっきりとした甘みに仕上げたとする。玄米みそは有機の玄米・大豆と、平釜塩を使用し、長期熟成によって玄米麹が醸し出す奥深いコクと香りが特長で、玄米の粒々とした食感が楽しめるという。

即席みそ汁では、具材感をしっかりと味わえるフリーズドライの「毎日食べたいおみそ汁8食」(同600円)と「こころがなごむおみそ汁 あげなす/とん汁/やさい」(各同150円)を発売する。「毎日食べたいおみそ汁8食」はカツオと昆布の2種のだしを効かせたみそ汁で、あげなす、野菜、とうふ、油あげの4種類の味をアソートパックにした。あげなすと油あげはうま味のある赤系のみそ、野菜ととうふはすっきりとした白系のみそを使用した。「こころがなごむおみそ汁」シリーズは個食タイプで、具材感に満足してもらえるみそ汁とし、「お母さんの手作りのような、心がほっとする味のみそ汁」を目指したという。

甘酒では、2倍濃縮タイプの「金曜日のあまざけ 有機白米」(200g、450円)、「土曜日のあまざけ 有機玄米」(同、500円)、ストレートタイプの「朝のむあまざけ」(1L、500円)を発売する。甘酒を飲む頻度が高い時間をそのまま商品名とし、休息のひと時にゆっくり味わう、心身ともに癒されるオーガニックの甘酒を開発したとしている。

〈そら豆使ったフィンランド産の次世代ミート「野菜のそぼろ」シリーズ発売〉
林善晴社長は、フィンランドの次世代ミート「野菜のそぼろ」シリーズ3品を発売する背景を説明した。「8年ほど前から、欧州に投資したいと考えていた。ひかり味噌と親和性が高く、オーガニック食品のメーカー、みそと同じように穀物もしくは植物性のものを原料とした加工食品のブランド、あるいは有機に特化したブランド。こういった切り口で、リサーチをかけたところ、この商品に巡り合った。経営者が信頼できる、素晴らしいブランド戦略を展開している、フィンランドで圧倒的なカバー率を誇っていることなどが決め手となった」とした。

また、そら豆から作った次世代ミートは、体に無理なく取り入れることができるたん白質であること、環境に負荷の少ないサステイナブルな観点について、ひかり味噌のブランドコンセプトに合致していることから今回の発売に至ったとしている。

発売される「野菜のそぼろ」シリーズ3品はそら豆を使った、そぼろ状の新素材で食肉の代わりとして幅広く料理に使えるグルテンフリー商品となっている。価格は、各500円で内容量130g。「プレーン」はどんな料理にも合わせやすい、ほんのり塩味を効かせた味。「エスニックカレー」はカレーパウダーや生姜が香る味でアジアンや中華料理にもおすすめ。「メキシカン」はクミン、オレガノパプリカなどのスパイスを効かせたくせになる味わいとした。

今回は製品輸入だが、将来的にはライセンス契約し、日本で生産したい考えも示した。

〈大豆油糧日報 2019年1月17日付より〉