「SOYBIO 豆乳ヨーグルト」に「プレーン無糖」登場、400gの大容量で展開/ポッカサッポロ

「SOYBIO 豆乳ヨーグルト プレーン無糖 400gカップ」展示(左右は既存の「ストロベリー」と「プレーン加糖」)
〈豆乳ヨーグルトに積極投資、自社製造ラインを稼働〉
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、大豆・チルド事業を将来の成長に向けた柱と位置づけ、群馬工場内に豆乳ヨーグルトを製造する第二工場を新設し、3月22日に竣工・稼働した。大豆→豆乳→発酵→充填までを一貫して製造できることが特徴。投資額は約53億円で、豆乳ヨーグルト市場(18年)の約27億円の倍の規模にあたる大胆な投資だ。

26日には、同工場から生まれた新製品「SOYBIO(ソイビオ)豆乳ヨーグルト プレーン無糖 400gカップ」(4月2日発売)を発表。岩田義浩社長は、発表会の席上で、「大豆・チルド事業は、当社の将来の成長のカギを握る。豆乳や豆乳ヨーグルトは植物性のミルクとされ、健康寿命の延伸が話題になる中、注目されている。豆乳ヨーグルトを、当社の中で大きな柱にしたいと考え、今回、自社で一貫生産できる工場の投資を行い、大型容器の発売に至った」とした。

〈家族向けに大型容器、30~40代女性取り込みへ〉
これまで同社は豆乳ヨーグルトで、「ソヤファーム」や「ソイビオ」ブランドの小型カップ製品を展開していたが、新たに大型容器のプレーンタイプを投入することにより、アレンジが楽しめ、家族でも食べられる食シーンを提案する。豆乳ユーザーにとどまらず、ヨーグルトユーザーや美容や健康に関心のある30~40代女性の取り込みを図る考え。

〈豆乳ヨーグルト市場「20倍に成長する可能性」〉
なぜ、豆乳ヨーグルトに注力するのか。同社執行役員大槻洋揮大豆・チルド事業本部長は、「植物性食品が成長を続けている。それは、健康・美容ニーズ、たんぱく質摂取ニーズ、環境負荷・資源の供給などの理由が挙げられる。日本でも、ビーガンやフレキシタリアン(柔軟な菜食主義者)の方が増えており、また、2020年の東京オリンピックや2025年の大阪・関西万博など、海外からお客様を迎える機会も増えるので、日本で植物性食品はさらに伸長するだろう」とし、「市場規模を見ると、牛乳と豆乳は100:10の割合だが、ヨーグルトと豆乳ヨーグルトは100:0.5なので、現在の20倍に市場は成長する可能性がある」と話した。

「豆乳ヨーグルト市場について」(ポッカサッポロ)

「豆乳ヨーグルト市場について」(ポッカサッポロ)

新製品の「ソイビオ 豆乳ヨーグルト プレーン無糖」は、味覚を向上するため、アク抜き抽出や、大豆を丁寧に細切りし微細化することで、おいしさにこだわった豆乳を搾汁していることが特徴。大豆たんぱく質、大豆イソフラボン、食物繊維入り、コレステロールゼロ、乳製品不使用の設計。2019年は、同社の豆乳ヨーグルト事業で前年比1.5倍の20億円を目指す。

「SOYBIO 豆乳ヨーグルト プレーン無糖」の「おいしさの秘密」(ポッカサッポロ)

「SOYBIO 豆乳ヨーグルト プレーン無糖」の「おいしさの秘密」(ポッカサッポロ)

豆乳ヨーグルト市場は、2018年の実績が前年比8%増の約27億円の見込みで、5年連続で伸長しているという。大槻執行役員は、「2026年には豆乳ヨーグルト市場を120億円規模へ拡大していきたい」と意気込みを語った。

ポッカサッポロ 岩田義浩社長(左)、大槻洋揮執行役員(右)

ポッカサッポロ 岩田義浩社長(左)、大槻洋揮執行役員(右)

〈大豆油糧日報 2019年3月28日付〉