日本特産農産物協会は3月29日、平成30年産大豆の3月の入札結果を発表した。それによれば、60kg当たりの平均落札価格(消費税抜き)は、普通大豆で9,321円、特定加工用大豆で9,408円、平均で9,325円となり、前月から791円上がった。上場数量は5,432t、落札数量は3,600tとなり、落札率は66%だった。

普通大豆の銘柄では、北海道とよまさり大粒は8,595円と、前月から400円近く上がった。ユキシズカ小粒は2万2,816円と、5,281円上がり全量落札、ユキシズカ極小粒は1万7,410円と、4,408円上がり全量落札されている。新潟里のほほえみ大粒は9,195円と、1,232円上がり全量落札された。

九州フクユタカ大粒は、全体的に高値がつき、佐賀は9,775円と618円上がり全量落札、熊本は9,604円と1,084円上がり全量落札となった。福岡は8,935円と334円下がった。

大豆流通関係者は、「新潟里のほほえみ、九州フクユタカ、北海道とよまさりあたりの高値が、全体価格を底上げしたのではないか。また、東海フクユタカなどの上場数量の変更が発表されたことで、他県産の落札に流れたのではないか」との見解を示した。

今後については、「納豆用小粒は、どうにか確保する動きもあると考えられるため、まだ上がるのではないか。今後、東海フクユタカも上場されれば、価格が下がることは考えられない」との見方を示した。

〈大豆油糧日報 2019年4月1日付〉