日本特産農産物協会(特農協)は7月31日、平成30年産大豆で最後となる7月入札結果を公表した。それによれば、60kg当たりの平均落札価格は(消費税抜き)は、普通大豆は前回比283円安の9,253円、特定加工用は同27円安の8,350円、合計では288円安の9,140円に値下がりした。また、上場数量2,141tに対し、落札数量1,943tとなり、落札率は91%だった。

普通大豆の銘柄別では、福岡、佐賀、熊本県産フクユタカは中粒も1万円台をつけ全量落札、山形里のほほえみ大粒は9,000円をつけ、全量落札されている。他方で、最も上場数量が大きい、北海道とよまさり大粒は8,889円と、前回から多少値下がりし全量落札となった。大豆流通関係者によれば、「30年産で最後の入札だったため、落札率が上昇したのではないか。落札価格が下落したのは、北海道小粒が上場されなかったことなどが要因としてあるのではないか」との見解を示した。加えて今後については、「落札価格が9,000円以上と、近年では高い結果となったが、令和元年産については、播種前入札の価格が比較的落ち着いていたことや、今のところ作柄は悪くないため、急激に価格が上昇することはないのではないか」との考えを示した。

〈大豆油糧日報 2019年8月1日付〉