コープデリ生活協同組合連合会(コープデリ連合会)はこのほど、農水省関東農政局と連携し、日本の地域ごとに特色のある食文化「みそ」に着目した子ども向け夏休み自由研究企画として、「みそを科学する」をコープデリ商品検査センター(埼玉県さいたま市)で開催し、親子含めて17組39人が参加した。

まず、農水省関東農政局の鶴岡佳則氏がみその歴史や効果・効能について説明した上で、みその食べ比べを実施した。信州みそを基本に、仙台みそ、八丁みそ、麦みそ、だし入りみそを食べ比べ、塩味、酸味、うま味を数字で評価したところ、子どもに人気が高かったのは麦みそだった。甘さとコクが要因のようだった。また、だしの飲み比べも行った。かつお節、昆布、煮干し、混合(かつお節と昆布)の中では意外にも、煮干しが最も多く、続いて混合が人気だった。

その後、好みに応じてみそとだしを選び、実際におみそ汁を作って実食。おみ汁をおかわりする子どもの姿が印象的だった。

味覚センサーを使った味や食塩量の比較では、酸味の濃さや食塩の量を、機械を使って、客観的にみそを比較してみせた。

「みそに含まれる酵素による消化の働きを調べる」実験では、みそと片栗粉、ヨウ素液などを使い、みそに含まれる酵素(アミラーゼ)がたん白質を分解することを体験してもらった。

〈大豆油糧日報 2019年8月20日付〉