九州北部地方では、8月27からの大雨により、佐賀、福岡の大豆産地への影響が懸念される。同地域の令和元年産の大豆作付面積は、佐賀県で7,477ha、福岡県で7,740haとなっている。

佐賀県庁は、9月6日午前7時現在の被害状況をまとめ、大豆では4,868haで、冠水や土砂流入などの影響があるとする。これは、冠水・浸水などの面積であり、実際に減収などの被害がでている被害面積は精査中だとしている。佐賀市(2,178ha)、小城市(644ha)、神埼市(525ha)、武雄市(429ha)、大町町(69ha、うち、工場からの油流出による被害が15.3ha)など12市町で影響があった。

一方、JA福岡中央会によれば、大豆の被害状況について、全容把握には至っていないが、くるめなど県南で影響が大きかったとする。特に、遅くに播種し、生育が進んでいなかったほ場では、水のつかり具合によるものの、収量・品質の悪化を懸念している状況だ。

〈大豆油糧日報 2019年9月9日付〉