全国全国納豆協同組合連合会(納豆連)はこのほど、1月10日の「糸引き納豆の日」を記念し、4度の五輪に出場した経験をもつ、元競泳日本代表・松田丈志さんをゲストに招き、「今年はオリンピックイヤー!粘りが勝負!アスリートーーク!」を筑波大学東京キャンパス文京校で開催した。

ねばねばと糸を引く納豆のように粘り強く、学生にスポーツや勉学に打ち込んでほしいという思いを込めて、毎年同イベントを開催している。参加した学生は、常にトップ争いをしてきた松田さんの、食事を含めた体調管理方法などの話に熱心に耳を傾けていた。松田さんは、04年に初めて五輪(アテネ)に出場、08年北京五輪では銅メダル(200mバタフライ)、12年ロンドン五輪で銅メダル(同)、銀メダル(400mメドレーリレー)を獲得。日本競泳界最年長で出場した16年リオデジャネイロ五輪で、銅メダル(800mフリーリレー)

を獲得し、同年現役を引退、現在はスポーツジャーナリストなどとして活躍中だ。松田さんは、五輪への特別な思いを語り、「ものごころついた時から、五輪を目指してやってきた。今年の東京大会は、引退して最初の五輪。今の立場で何ができるか楽しみ」と述べた。

さらに、体調のコンディショニングにおいて、食事、トレーニング、睡眠の質を高めることが重要だと強調。食事については、「始めに、野菜やスープを食べ、炭水化物を後に食べることなどを意識していた。また、バランス良く食べることがやはり重要」と話した。

好物である納豆については、「たん白質と食物繊維が同時に摂れる。現役時代は、朝・昼・晩と必ず1パックずつ食べていた。とても好きなのが、納豆たまごかけご飯」と話した。

さらに、リオ五輪期間中の納豆に関する裏話を紹介。「約3週間ブラジルに滞在し、食事のサポートチームが納豆を持ち込んでくれたが、日本選手がたくさん食べてしまい、予定より早く無くなった。何とかブラジルのスーパーからかき集めてきてくれた」と話した。

続いて、登場した納豆の妖精・ねば~る君から、松田さんにとって縁起の良い食品を聞かれ、松田選手は「自分はレースの後半に勝負する『ねばり』のあるタイプなので、縁起の良い食品は納豆」と答え、会場を沸かせた。

最後に、松田選手はイベントに参加した学生に対し、「今後の人生、何がやりたいのか考え、自分の目標に向かって進んでいってほしい」とメッセージを送った。

〈大豆油糧日報 2020年1月14日付〉