カネカのグループ会社であるKaneka Eurogentec社(カネカユーロジェンテック社、ベルギー王国リエージュ州)は、ベルギー政府の要請により新型コロナウイルス検査に使用されるPCR検査試薬の生産を強化し、初回分として約20万回分相当のPCR検査試薬を、ベルギー国内および近隣国の病院、検査機関、研究機関などへ供給をスタートした。

ベルギーナミュール大学は特殊な装置専用試薬を使用しない簡便な検出法の開発に成功し、ベルギー連邦医薬保健製品庁により新型コロナウイルス検査法として承認された。この検査に同社のPCR検査試薬(Takyon)が採用されており、今回のベルギー当局からの供給要請となった。

また、同社はワクチンや治療薬への応用が期待されている高品質のメッセンジャーRNA(mRNA)やプラスミドDNAの世界トップクラスの技術を有している。このことから同社は、製薬企業やバイオベンチャーが開発を加速している新型コロナウイルスワクチン向けmRNAやプラスミドDNAのGMP受託製造を強化し、旺盛な引き合いに対応するとしている。

〈大豆油糧日報2020年4月8日〉