コメダ「プラントベース シロノワール」植物由来100%専門“コメダイズ”限定発売、ドリンク注文で半額キャンペーンも

コメダイズ「プラントベース シロノワール」
「コメダ珈琲店」を展開するコメダは7月15日、プラントベース(植物由来)のメニューを提供する喫茶店「KOMEDA is □(コメダイズ) 東銀座店」(東京中央区)のオープン1周年を記念し、「プラントベース シロノワール」(税込880円)を発売する。7月12日にはメディア向け試食会を実施した。

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コメダの看板デザート「シロノワール」は、1977年の販売開始以来、多くの消費者に愛されてきたという。また、「コメダイズ」のオープン当初から、同店でも「シロノワール」の販売を希望する声が寄せられており、およそ1年かけて、原材料を全てプラントベースとした「プラントベース シロノワール」を完成させた。

コメダの長年のパン作りのノウハウを活かし、植物性原料でおいしいデニッシュパンが出来るよう試行錯誤を重ねた。従来の「シノワール」同様、メープルシロップやソフトクリームがしっかり染み込むよう、自社パン工場の職人がデニッシュ生地を手作業で折りたたみ64層に仕上げている。

デニッシュパンの上には、豆乳で作ったソフトクリーム、サトウカエデの樹液100%のメープルシロップ、ラズベリーを添え、ソフトクリームの口どけの良さと、豆乳の優しい味わいなどがクセになる一品となっている。

試食会でコメダコーポレートコミュニケーション室の中島絵里子主任は、「コメダイズはオープンから1年を迎えた。提供するメニューはプラントベースであり、『お肉を休む日を、つくろう。』をコンセプトとしている。地球環境を考えたコメダのサスティナビリティの活動だ」と話した。

サスティナビリティ推進室の小野真菜主任は、動物性不使用とすることで、牛の飼育が要因のメタンガスの削減、餌となる穀物、水・牧草地の消費の削減につながるとし、改めてプラントベースに着目した理由を紹介した。

また、コメダイズの中村昌代店長は、「プラントベース シロノワール」について、「植物性のマーガリンを使用し、原材料の分量を工夫するなどし、通常のシロノワールとほとんど変わらないおいしさに仕上げた」と、おいしさに自信を見せた。なお、7月15〜19日の間、ドリンクを注文した人に「プラントベース シロノワール」を半額で提供する(1日先着50人)。

〈大豆油糧日報2021年7月14日付〉