洋風茶碗蒸し「うにフラン」発売、「豆乳」と「うに」の新しい食シーン提案/太子食品工業、北三陸ファクトリー

太子食品工業・北三陸ファクトリー「うにフラン」
太子食品工業(青森県三戸郡)と水産加工業・北三陸ファクトリー(岩手県九戸郡)は11月1日から、「豆乳」と「うに」の新しい食シーンを提案する、無添加でぜいたく濃厚「うにフラン」を販売開始する。フランとは、牛乳と卵を使って作る洋風茶碗蒸しのことで、牛乳の代わりに国産大豆の豆乳を使用している。60g・税込864円。太子食品工業、北三陸ファクトリーオンラインショップのほか、太子食品アンテナショップ(仙台三越)で販売する。

HAGIフランス料理店(福島県いわき市)の萩春朋シェフが、うにと大豆の相性の良さを再認識したことがフラン誕生のきっかけとなり、北三陸ファクトリーで取り扱っているうにと、太子食品工業の豆乳を組み合わせ、世界に類まれなうにフランが生まれたという。豆乳は海外にも広く知れわたっており、日本はもとより世界に発信するにあたり、「和風でも洋風でもない」フランに仕上げた。辛口の白ワインや淡麗な日本酒と一緒に、特別な「おうち時間」のお供におすすめ。

うには、サステナブル漁業を実現する生産システムで採取された「洋野うに牧場の四年うに」を使用し、スッキリとしたうにの風味を、北海道産の豆乳の後味で引き締めいつまでも食べ続けたくなる商品を目指した。太子食品工業の糖度が高くイソフラボンが豊富で、豊かな甘みが特長の国産大豆の濃厚豆乳を使用することで、より軽く健康的な味わいに仕上がっている。大豆由来のたん白質をおいしく摂取することができ、「畜産から植物由来へ」のプロテインシフトを推進しているとする。

〈大豆油糧日報2021年10月29日付〉