製粉・食品・その他事業がいずれも増益、利益も大幅増=日本製粉第3四半期

日本製粉㈱(小寺春樹社長)は4日、2016年3月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで売上高2,364億1,400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益87億7,700万円(同41.0%増)、経常利益102億6,500万円(同39.3%増)の増収大幅増益。四半期純利益は71億100万円(同33.7%増)となった。販売の拡大により、製粉・食品・その他事業がいずれも増収。利益面では販売拡大に加えて、製・販・管一体となって取り組んだコスト削減効果等により、全ての事業で増益となった。
〈製粉事業〉売上高786億800万円(同2.1%増)、営業利益32億5,100万円(同100.7%増)。新製品開発、技術講習会の開催、潜在ニーズを捉えた提案営業の推進などの取組により、小麦粉の売上高が前年同期を上回った。一方、ふすまは市況価格の影響により、前年同期を下回っている。

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