【FOODEX JAPAN①】サタケ「ギャバミル」、静岡製機「サイクロンミル」など

11日まで、千葉・幕張メッセで「第41回国際食品・飲料展(FOODEX JAPAN2016)」が開催されている。初日に当たる8日の来場者は1万7,252人。4日間合計で約7万7,000人の来場者を見込む。
〈㈱サタケ〉小型製粉機、家庭用精米機、乾燥米飯「マジックライス」シリーズ商品などを展示。
小型製粉機「SRG10A」は、最大で毎時10㎏の処理能力。少量から製粉できる、品温上昇を抑えて高品質な米粉を作れるなどの特徴があり、道の駅などの小規模事業者向けに多く出荷してきた。最近は、需要が落ち着いてきて、さらに小型で扱いやすい毎時5㎏の製粉機「SRG05C」を複数台導入する例が増えてきている一方、毎時30㎏程度の製粉能力がある機種も求められている。「一時の米粉ブームを過ぎて、下火になっている事業者と、コンスタントに商売ができているところに分かれてきている状況だと見ている。まだ広がる可能性はある分野だ。米粉だけに限定せず、『穀物粉砕』で展開できれば」としている。
参考出展の小型製粉ユニットの最大処理能力は、毎時30㎏。寸法は奥行1,780mm×幅1,500mm×高さ2,425mm。湿式・乾式の双方に対応。「夏頃の商品化を目指している」。
昨年6月に発売した家庭用精米機「マジックミル ギャバミル(RSKM3D、写真)」は、ギャバ生成機能を備えた最高級の家庭用精米機。希望小売価格は税別3万2,800円。クオリティ・健康面を重視する消費者を狙い、これまでネット・カタログの通販を中心に展開してきた。「今年はさらに大々的に売り出していく。家電量販店などでの店頭販売も拡大したい」。

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