【需給俯瞰】28年産8月15日現在作柄、「平年並み」~「やや良」

徳島「やや良」、高知「平年並み」、宮崎・鹿児島・沖縄「やや不良」

農林水産省は30日、平成28年産水稲の8月15日現在作柄概況を公表した。総じて「平年並み」から「やや良」となっている。ただし15日以降に発生した台風7号、台風9号、台風11号の影響はこの段階で反映されていない。
西南暖地を除いた全国早場19道県は、指数でなく字句による作柄表現。残る遅場27都府県では生育状況にとどまっている。このうち早場地帯では、「田植期概ね天候に恵まれたことから全籾数が一部地域を除き平年以上に確保されると見込まれ、登熟も概ね順調に推移している」とし、「作柄の良否」は北海道、青森、千葉、新潟、富山、石川、福井、三重、滋賀の9道県が「やや良」、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、長野、鳥取、島根の10県が「平年並み」と、少なくとも平年並み以上の作柄を確保。

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