三輪素麺“感謝祭”開催、「GIで差別化を」=三輪素麺工業協組・池側理事長

【大阪発】奈良県三輪素麺工業協同組合(奈良県桜井市)はこのほど、大神神社で1年の実りを感謝し、来年の発展を祈願する「三輪素麺感謝祭」を執り行った。感謝祭は今年で32回目を迎え、関係者ら約75人が出席した。境内では「三輪素麺掛唄」と「三輪そうめん音頭=写真」が奉納された。
神事に続く直会で池側義嗣理事長は、「8月は非常に暑い日が続いたが思ったほど売り上げは伸びなかった」と今年の商戦について振り返った。伸び悩みの遠因として、人口の減少による市場の縮小、産地間での競争の激化、消費者の乾麺離れなどを挙げた。

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