横浜FC「ハマ米」プロジェクト、内田智也C・R・O、宇田光史朗・高塩隼生・清水悠斗選手が田植えに参加、「横浜FC応援米」としてチーム強化費に/ミツハシ・横浜農協

「横浜FCアグリプロジェクト“ハマ米”」田植えの様子(左から内田C.R.O、清水悠斗選手、宇田光史朗選手、高塩隼生選手)
「横浜FCアグリプロジェクト“ハマ米”」田植えの様子(左から内田C.R.O、清水悠斗選手、宇田光史朗選手、高塩隼生選手)

(株)横浜フリエスポーツクラブ(木村遼社長、以下、横浜FC)、(株)ミツハシ(三橋美幸会長、山口大輔社長)、横浜農協の3者は共同で「横浜FCアグリプロジェクト“ハマ米”」を実施する。

2022年に続き2回目の実施。地域農業活性化のために、横浜FCの選手が横浜市産米を作り、ミツハシが商品化するもの。「横浜FC応援米」として販売し、売上の一部をチーム強化費に充てる。

5月16日には横浜市内で選手が田植えを行った。横浜FCの内田智也C.R.O(クラブリレーションズオフィサー)は開催に当たり、「チームは昨年J2からJ1に昇格を果たした。2023年は下位に低迷しているが、プロジェクトと共に、稲のように成長していきたい。まずはJ1残留。少しでも上の順位に行けるように頑張っていく」と挨拶した。

ミツハシの有馬哲也執行役員は「横浜の米で、町ぐるみで横浜FCを応援していく。選手も参加して、横浜でお米を植える体験をしていただく。選手が育てた米を選手が食べて、成果を出してほしい」と話した。

横浜農協の柳下健一組合長は「横浜産米で地産地消の創造、地域農業に活性化を目指し昨年からプロジェクトがスタートした。横浜農協の令和4年産はるみの集荷量は25tと令和3年産から12t増加した。これは横浜産米の周知・PRが進んだためだ。6月には集荷量増加に対応するための新しい倉庫が完成する。また、はるみは食味向上、品質向上を目指し新たな栽培基準を設け、農家と連携して特別栽培米の栽培に取り組む」と話した。

田植えには、宇田光史朗選手、高塩隼生選手、清水悠斗選手が参加。田植えが初体験とのことで「大変だった。日頃からお米を食べられることに感謝しないといけない」(宇田選手)、「18年間サッカーだけをやってきた。やったことのない仕事をして、他の世界を知ることができた」(清水選手)。

内田C.R.Oは田植えを終えて「プロジェクトのスタートを嬉しく思う。選手はピッチに戻り相手のボールを刈り取って、収穫の時期には米も刈り取って、勝星を上げていきたい。成績が良くなることで、“ハマ米”の価値も上がっていくと思う」と語った。

〈米麦日報2023年5月18日付〉

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