全農宮城県本部、ササニシキ60周年の試食会開催、「食味で期待に応える」

「令和5年産宮城県産ササニシキ 説明会」の様子(左からライシーレディ・熊谷凛さん、都築祐一県本部長、佐野和夫会長、県農政部・千葉啓嗣課長)
「令和5年産宮城県産ササニシキ 説明会」の様子(左からライシーレディ・熊谷凛さん、都築祐一県本部長、佐野和夫会長、県農政部・千葉啓嗣課長)

全農宮城県本部は11月3日、仙台市内で「令和5年産宮城県産ササニシキ 説明会」を開いた。

ササニシキは1963(昭和38)年に誕生し、5年産で60周年を迎えている。2月にはササニシキ新ロゴマークを決定した。

ササニシキは1990年ごろまでは全国の米生産量の約12%(115万t)の生産量があったが、1993(平成5)年の冷害を境に生産量が激減。2020年以降、作付面積の維持・拡大が図られ、県本部は令和5年産で9,800tの出荷契約数量を見込む。冒頭挨拶で佐野和夫会長は「1等比率は例年よりも低いが、食味は例年と遜色なく、期待に応えられるササニシキを提供できる」とコメントした。

ササニシキの販売割合(令和4年産実績)
ササニシキの販売割合(令和4年産実績)

また、説明会後には宮城産米のPRを行う「みやぎ米グルメ部」が新米試食会を開催。抽選で選ばれた応募者が新米に舌鼓を打った。

〈米麦日報2023年11月7日付〉

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