ミツハシ×横浜武道館×横浜エクセレンスの3者連携企画 地場産品「横濱武道舞(米)」田植えイベント
ミツハシ(神奈川県、三橋美幸代表取締役会長兼CEO)は5日、横浜市内で横浜武道館(運営団体:横浜市スポーツ協会)と男子プロバスケットボールクラブの横浜エクセレンス(神奈川県、桜井直哉社長)の3者連携企画である地場産品「横濱武道舞(米)」の田植えイベントを行った。地元JA職員の指導・協力のもと、横浜エクセレンスのクーリバリ・セリンムルタラ選手や横浜武道館の職員、ミツハシ社員らなどが参加した。
横濱武道舞(米)は神奈川県産の品種「はるみ」を使用した、ミツハシと横浜武道館のコラボレーション商品。地産地消を推進し、横浜農業の活性化を目的とする。2023年8月からの取り組みで、田植えイベントは今年で4回目となる。
横濱武道舞(米)は、地産地消を推進するため現在通販などは行っておらず、横浜武道館で販売している。その他、みなとみらいの飲食店のメニューに期間限定で使用されることもあるという。
同社担当によれば、横浜をホームタウンとするプロスポーツチームは地域活性化に関心が強いという。ミツハシは横濱武道舞(米)にとどまらず、プロサッカーチームの横浜FCとも同様の活動に取り組んでいる。「横浜FCアグリプロジェクト“ハマ米”」は、ミツハシと横浜FC、横浜髙島屋が3者で取り組んでいる企画で、作られた米は「横浜FC応援米」として販売され売上の一部をチームの強化費に充当している。今回の田植えイベントで使用された圃場の一部は5月31日に「横浜FCアグリプロジェクト“ハマ米”」として、募集した多くの小学生らと横浜FCの選手が田植えを行った。横浜FC応援米はミツハシのオンラインショップでも購入可能となっている。
横濱武道舞(米)と横浜FC応援米はどちらも「はるみ」が用いられている。「はるみ」はコシヒカリ系統のもちもちとした食感で日本人が好む味の米だ。「はるみ」を使用している理由には、神奈川県で推奨している品種のため広めやすいことと、穂があまり高くならず台風などでも倒れにくい特徴があり、育てやすいことが挙げられた。
ミツハシは創業の地である横浜市に恩返しがしたいという思いでこういった取り組みをしている。この取り組みの一番のネックは田よりも担い手の少なさだと同社担当は語った。田自体はあっても、休田しているところも多いのだという。「商品を作っても知名度が低ければ売れない。出口を広げる必要がある。今はとにかく知名度を上げたい。まず横浜市でお米が作られていることを知ってほしい。目指すのは北海道のゆめぴりか」と現状の取り組みについて述べ、「(ミツハシの役割は)農家への支援やサポートという側面もあるが、直接的にできるのは消費者に商品として届けること。つなぎ役として、お米の価値を高めていくこと」とミツハシとして目指す方向性を語った。
1時間ほどの作業のあと、クーリバリ・セリンムルタラ選手は感想を求められ「社会問題にもなっている農業に、こうやってエクセレンスの選手として協力できたのはとても嬉しい。またこういう機会があったら是非よろしくお願いします」と笑顔で述べた。

〈米麦日報2026年6月11日付〉







