カカオ100%のチョコレートペースト使ったかき氷を販売 dari K丸の内オアゾ店で
ロッテは、チョコレートブランドdari Kの丸の内オアゾ店において、希少なインドネシア産カカオを使った夏季限定メニュー「パリパリカカオとカシューミルクのかき氷」を6月4日から販売する。これにより、チョコレートの販売が伸び悩む夏場の需要活性化を図る。
同社は近年2桁伸長を続けているかき氷市場に着目し、2024年から丸の内オアゾ店で夏季限定メニューとしてかき氷を販売している。25年のかき氷販売期間中の同店の売り上げは、23年比で2.3倍に拡大したという。
かき氷販売3年目となる26年は、トッピング用にローストしたカカオニブを用意した。カカオ100%のチョコレートペースト(カカオマス)とカカオニブを甘いカシューミルクの氷にかけて食べることを提案する。かき氷の企画・開発を担当したロッテDari K事業部マーケティングチームの足立こころ氏は「温かいカカオマスを冷たい氷にかけると、一瞬でパリパリに固まる。カリカリとしたカカオニブとの食感の違いも楽しんでいただきたい」と話す。イートインのみで税込1,281円。販売期間は2026年6月4日~2026年9月30日を予定している。
dari Kは2011年に京都で誕生したビーントゥバーのチョコレートブランド。カカオ豆産地のインドネシア・スラウェシ島に子会社を設立し、現地で栽培指導を行い、品質の向上に取り組んでいる。日本へ輸入するカカオ豆の7~8割はガーナやコートジボワールなど西アフリカ産で、インドネシア産のカカオ豆輸入量は0.03%(2025年貿易統計)にとどまっている。「適切に発酵を施したインドネシア産のカカオは、西アフリカ産のような重厚な苦味とは一線を画し、フルーティーな味わいと爽やかな酸味、後味のキレの良さが感じられる。この特徴を極限まで生かし、他社には真似できない素材づくりを行っている」(足立氏)。
26年4月にはロッテが吸収合併し、Dari K事業部として新たな一歩を踏み出した。現在は京都と東京に直営2店舗を構えているほか、売り上げの6割を占める業務用ルートではホテルや外食、食品メーカーなどへ原料や素材の販売などを行っている。今後はdari Kが現地で培った栽培ノウハウや発酵データに、ロッテが持つ科学的知見や成分分析力を掛け合わせ、カカオの発酵プロセスが味覚に与える影響を分析し、エビデンスに基づく素材や商品の開発をめざすという。







