日本豆乳協会、2024年4~6月豆乳生産量は4%増の10万3,467kl、リピート購入増加
日本豆乳協会がこのほど発表した、2024年4~6月の豆乳生産量によれば、前年同期比4%増の10万3,467klとなった。
品目別では、無調整豆乳が7.5%増の3万3,929klと、引き続き増加傾向で推移した。生産量が最も多い調製豆乳が2.2%増の4万8,353klとなった。豆乳飲料では、果汁入りが8.2%増の4,657kl、コーヒーや紅茶などフレーバー系(その他)が2.5%増の1万3,165klだった。業務用が主な用途の「その他」カテゴリーでは、2.6%減の3,363klだった。
同協会によると、消費者が豆乳の特徴や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、今期においても無調整豆乳の愛飲者のリピートが増えたという。無調整豆乳は、ECサイトでの箱買いをはじめ、スーパーでの1Lパックの購入や、テレワークの減少に伴うコンビニでの購入者も増加傾向にあり、ソイラテやシチューなどで日常的に愛飲(食)する機会が増えたことも増加の一因だと分析している。
加えて、アフターコロナになったことから外食需要が回復したことも起因し、業務用においても回復基調だという。
生産量は、1999年の4万5,459klから2023年の39万8,485klと、25年間で約9倍に増加している。
〈大豆油糧日報2024年8月28日付〉