「天海のにがり」レシピ集を特設ページで公開、備蓄米や古米をおいしく炊く/赤穂化成

「天海のにがり」
「天海のにがり」

赤穂化成は7月14日から、「天海のにがり」を活用した料理レシピなどを掲載した特設ページ「天海のにがり 簡単レシピ集」を公式サイトで公開している。備蓄米や古米に、にがりを使うことでご飯がふっくらおいしく炊ける理由を紹介している。

「天海のにがり」は、発売から20年以上にわたり親しまれており、累計販売本数1,600万本と、にがりカテゴリのトップグループ商品だ。これまでは主に豆腐作りに使用されてきたが、近年では主成分であるマグネシウムの健康・美容効果に注目が集まり、料理など日常の食事への活用ニーズが高まっている。こうした背景を受け、「天海のにがり」の新たな魅力を伝えるため、「天海のにがり 簡単レシピ集」の公開と、同内容を掲載した商品首掛けPOPを展開する。

写真左は水道水のみ、右は水道水+にがりで炊いたご飯の外観
写真左は水道水のみ、右は水道水+にがりで炊いたご飯の外観

炊飯時に、にがりを加えることで、主成分のマグネシウムが米の細胞壁に結合し、炊飯中に細胞が壊れるのを防ぐという。蛍光顕微鏡で観察した結果、にがりを加えたご飯ではマグネシウムイオンが米の細胞壁に付着し、細胞が壊れるのを防いでいることが確認された。これにより、水分と旨みがしっかり閉じ込められ、お米はベタつかず、ふっくらとつややかに炊き上がるとしている。

また、これまでに赤穂化成が実施した炊飯モニター試験では、約6割(61%)の参加者がにがりを加えたご飯を「おいしくなった」と評価し、「つやが良い」、「甘みが増した」、「粘りが良くなった」といった感想が寄せられた。

さらに、にがりを加えることでマグネシウムを手軽に補給できる。白米は精米によって玄米のぬか層や胚芽が取り除かれるが、それによりビタミンやマグネシウムなどの栄養素が減少してしまう。目安として、米2合に大さじ1杯(15ml)の「天海のにがり」を加えて炊くことを推奨している。

特設ページでは、ご飯だけでなく、冷しゃぶやだし巻き卵、から揚げなどに使用することを提案している。

「天海のにがり」は、クリーンな室戸海洋深層水を100%使用した国産のにがりだ。計量しやすい注ぎ口と計量キャップ付き。容器の側面には目盛線があるため、残量も分かりやすい。450ml、税込842円。

「天海のにがり」を活用した料理レシピなどを掲載した特設ページ「天海のにがり 簡単レシピ集」

〈7月15日付 大豆油糧日報〉

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昭和33年(1958年)1月
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