明治、豆腐のように食べられる「とうふ感覚ヨーグルト」を四国限定で発売

明治は、副菜やおつまみ向けのヨーグルト「明治とうふ感覚ヨーグルトYOFU」(100g、税込160円)を、14日から四国エリア限定で発売する。豆腐に着目したことから、全国と比較して豆腐の消費量が多い四国エリアで発売する。
同ヨーグルトは、濃縮した乳原料を使用し、乳酸菌で丁寧に発酵することで、濃密な食感、まろやかでコクのあるあじわい、ほのかな酸味を実現した。1個でたんぱく質5.3g、絹ごし豆腐の約2倍に相当するカルシウム181mgを摂取できるのが特徴だ。
〈タレや出汁などの旨味・塩味に適した新しい乳酸菌〉
カップのまま調味料をかけることで、副菜やおつまみとして味わえる。同社では「新しいタイプの乳酸菌を使用しているため、タレや出汁などの旨味や塩味に適している」としている。
なお同社によると、近年、時短・タイパなどの簡便化ニーズを背景に、総菜の一品としての食事ニーズ系商品や、小腹満たしとしての間食ニーズ系商品の売り上げが伸長しているという。
今回の商品は、朝食や間食に食べられることが多いヨーグルトを、夕食や夜の食事シーンでも食べてもらえるよう開発を進めたという。そして開発のヒントとして、夕食や夜に食べることが多い豆腐に着目した。「豆腐のように調味料や他の食材と合わせやすく、副菜やおつまみとしても楽しめるヨーグルトがあれば、これまで以上にさまざまな食事シーンでヨーグルトを食べてもらえると考えている」としている。
今回の販売は四国エリア限定だが、販売実績や購入者の声をもとに、今後の販売規模の拡大も検討していく予定だという。
〈大豆油糧日報 2025年10月8日付〉