伊藤園とキリンビバレッジ、東北・北海道で協働生産拡大 物流効率化と地産地消率の向上へ
伊藤園とキリンビバレッジは、非競争分野での協業を拡大し、東北および北海道エリアの協働生産を推進する。2025年には北海道のゴールドパック(東京都品川区・宇治俊雄代表)の北海道恵庭工場で「お~いお茶」2Lペットボトルの生産を開始しており、今回新たに東北でも取り組みを広げる。
具体的には、伊藤園が使用するティーエムパック(仙台市宮城野区・湯瀬秀彦社長)の仙台工場において、「お~いお茶」2Lペットボトル向け容器を活用した「キリン 生茶」2Lペットボトルの容器統合生産を2026年3月より開始。両社の生産拠点を相互に活用することで、エリアごとの需給バランス最適化を図る。

これまで伊藤園は、北海道向け製品を東北で生産し輸送していたが、北海道での現地生産への切り替えにより、物流負荷は2024年比で約47%削減、ブロック自給率は約19%向上した。さらに今回の協業拡大により、キリンビバレッジによると、東北エリアにおいても輸送距離が2025年比で約65%削減され、ブロック自給率は5%向上すると見込んでいる。
両社は今後も非競争領域での協業を深化させ、環境負荷低減と持続可能な供給体制の構築を進めるとともに、清涼飲料業界全体の効率化に寄与していく方針だ。







