季節で考えるごはんPJ第1弾、「冷やしメシ」試食会を開催=JA全農

写真左からJA全農米穀部総合課の三谷課長、しらいさん、藤井部長
写真左からJA全農米穀部総合課の三谷課長、しらいさん、藤井部長

全国農業協同組合連合会(JA全農)は7月29日、都内で「冷やしメシ」と「夏休みお留守番ランチ」のプレス向け試食会を開催した。

JA全農米穀部の藤井暁部長とお米料理研究家しらいのりこさんが登壇。藤井部長が猛暑期の食卓実態調査の結果を説明したあと、冷やしメシレシピを開発したしらいさんから、同日公開された「冷やし牛丼茶漬け」「夏野菜の冷やしカレー」「しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁」の3品について紹介があった。

藤井部長は冒頭、「全農では、季節によって変わる暮らしや食卓に合わせ、お米の楽しみ方を届ける『季節で考えるごはんプロジェクト』をスタートさせた。今回、第1弾の夏の部として、猛暑時の食卓実態調査を実施し、見えてきたニーズをもとに、冷やしメシ、夏休みお留守番ランチという2つのレシピを開発した。国産米の消費機会を広げていけたら」と挨拶した。

食卓実態調査は、全国の20~60代の男女1,111人を対象に実施されたもの。藤井部長は「『暑さを理由に外出や外食を控えたことがある』人が72.3%、特に20代では男女ともに8割以上いた。また『夏場の食事づくりを負担に感じる』人は73.8%、中でも高校生までの子どもがいる家庭では89.1%だった。この負担について、具体的には暑い中での調理、火を使う料理を避けたい、食欲が落ちるため献立選びに悩む、といったことが挙げられた」と猛暑による食卓を取り巻くライフスタイルの変化を説明。その上で「『夏場に食べたいお米料理』を聞くと、冷やし茶漬けや冷や汁風ごはんなど、冷たく食べるごはんが上位に挙がった。『普段から冷たいごはんを温めずに食べることがある』人の割合も全体で35.6%、20代で53.9%であり、若年層を中心に、冷たいごはんを受け入れる食習慣の広がりを感じる」とした。

冷やし牛丼茶漬け、夏野菜の冷やしカレー、しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁
冷やし牛丼茶漬け、夏野菜の冷やしカレー、しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁

しらいさんは「冷やし牛丼茶漬けは甘辛い味付けの薄切り肉に冷凍トマトをすりおろしてなじませて食べる。冷やしメシには薬味が欠かせない。今回はゴーヤを使った。薄切りにして水にさらすと良いアクセントになる。夏野菜の冷やしカレーはカレー粉、ヨーグルト、味噌という発酵食品を活用してさっぱりと食べられるように仕上げた。カレー粉と味噌は、温かいカレーを作る際にも使う、お気に入りの組み合わせ。野菜や蒸し鶏は市販品や冷凍食品を利用すればより簡単に作れる。しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁はツナの旨味が加わった冷やし汁にアクセントの梅干しを混ぜながら食べる。冷凍キュウリを氷代わりに入れ、冷涼感を楽しんで欲しい。足が早い夏野菜の活用法としても提案したいレシピ」と3品それぞれの魅力を語った。

試食会では、子どもが包丁や火を使わず無理なく自分で昼食を用意でき、保護者の負担軽減にもつながる「夏休みお留守番ランチ」の発表と試食も行われた。

全農では、今後も秋・冬・春と季節ごとのテーマで調査やレシピ提案などを行い、生活者の声をもとにした情報発信を行っていく予定。

〈米麦日報2026年8月4日付〉

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