経産省、横浜で循環型消費を身近に PAC-MANで参加促す、サントリーは水平リサイクル訴求
経済産業省は10月3日、横浜市の「MARK IS みなとみらい」で、「サーキュラーエコノミーアクションWeek」のシンボリックアクションを開始した。館内で資源の分別やリサイクルにつながる行動をした来場者が、ゲーム「PAC-MAN」を楽しめる体験型企画を展開。サントリーグループは使用済みペットボトルの分別回収を通じて「ボトルtoボトル」水平リサイクルへの理解を促した。イベントは4日まで。
「サーキュラーエコノミーアクションWeek」は、循環経済への理解と実践を広げるため、経産省が10月1~7日に実施している。9月17日の発表会では、サントリーグループやセブン‐イレブン・ジャパンなど10社が賛同し、「かう・つかう・わける・まわす」の4つの行動を生活者に呼びかける方針を示していた。

今回の会場では、館内の協力店舗などでサーキュラーエコノミーにつながる行動をした来場者に「PAC-MAN」を1プレイ無料で楽しめる体験チケットを配布。衣料品やコンタクトレンズケースの回収、リサイクル素材商品の購入など、日常の買い物に結び付いた行動を参加の入り口とした。

経産省の担当者は「サーキュラーエコノミーと聞くと難しそうに感じられてしまう。認知度の高い『PAC-MAN』とコラボし、皆さんが入りやすいような設計にした」と説明する。「経産省は生活者との接点があまりない。サントリーさんをはじめ、賛同企業の皆さんに協力いただきながら、消費者との接点をつくれれば」と狙いを話した。
サントリーグループは会場に「ペットボトルポスト」を設置。飲み終えたペットボトルを分別して投入した来場者に、100%リサイクルPETボトルを使用した「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」680mlを提供し、使用済みペットボトルを再びペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」を訴求した。
サントリー担当者は今回の参加について、「1社だけで発信するには限界がある。経産省をはじめ、さまざまな企業と同じタイミングで同じメッセージを発信していくことには意義がある」と話す。「飲料業界の動きとしてこうした取り組みを知ってもらうことが大事」とし、企業や業界の枠を越えた資源循環の機運醸成に期待を示した。
実際にペットボトルの分別と「PAC-MAN」を体験した子ども連れの男性は、「懐かしくて面白かった」と話した。「PAC-MAN」をプレイするのは約40年ぶりだったという。

会場ではこのほか、BANDAI SPIRITSが回収したプラモデルのランナーと、花王、ライオンが回収した生活用品のリサイクル材を活用する「くらしのプラでリサイクル!ガンプラプロジェクト」も展開している。







