【ファミリーマート】上期は増収増益に、広告事業や海外事業などの好調

浦島宣哉CFO
浦島宣哉CFO

ファミリーマートが10月14日に公表した2027年2月期の上期(3~8月)における決算は増収増益となった。物価高騰や天候不順などで厳しい市況となる中、コスト抑制に取り組んだほか、広告収入の増加などで前年同期を上回る利益を確保した。

上期の業績で、営業収益は前年同期比で1・3%増の2639億7200万円、事業利益は5・6%増の651億100万円、当期利益は1・5%増の444億6100万円となった。上期としては事業利益が過去最高を更新した。広告・メディア事業の好調に加え、海外事業の好調などが貢献した。

一方で、天候要因などで来店客数は前年同期を下回った。数値は非公表だが、加盟店利益も若干下回ったという。

上期は、「45%増量作戦」や揚げ物惣菜の割引などの施策を打ち出し、来店客の確保に努めた。商品面では「超も~っちりパン」や「絶品シュークリーム」といった新商品や、「ファミマカフェ」の改良などに取り組んだ。また、初の旗艦店を東京・神谷町にオープンしたほか、「ファミマATM」の設置、海外事業ではベトナム・ハノイ市に初めて出店するなど、事業展開を進めた。

今後は、9月から行っている「朝ファミマのコンビ割」にも引き続き取り組む。朝5~11時限定で、対象のパンやおむすびとドリンクのセットを税込250円で販売する。終了時期は未定。

また、「ファミチキ」20周年を記念した商品の提案や、創立45周年を記念した商品として、都道府県ごとの花をモチーフにしたラインソックスを、各都道府県限定で販売する。

10月14日に行われた決算説明会で、専務執行役員の浦島宣哉CFOは「我々がニーズにお応えできていない部分もあると思う。着実にできることを積み重ね、客数の回復に向けて頑張りたい」と語った。

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