優食「豆腐干食堂」フェアを代官山 蔦屋書店で開催、豆腐干入りレトルトカレー販売

優食「豆腐干食堂」フェア
優食「豆腐干食堂」フェア

豆腐干を製造・販売する優食は8月15日~31日まで、代官山 蔦屋書店で「ようこそ、『豆腐干食堂』へ。」フェアを開催した。

中国の伝統食材「豆腐干」を説明しつつ、「豆腐干食堂」シリーズの豆腐干入りレトルトカレーをはじめ、冷凍豆腐干やレシピブック、オリジナルトートバッグなどのグッズを販売した(写真上)。一部時間帯で試食も行っており、「試食をきっかけにまとめ買いされることも多い。『豆腐干食堂』のレトルトカレーは常温でも食べられるため、登山用に大量購入する人もいた」(同社)と話す。賞味期限も2年間と長く、災害食にも向いているとする。

8月27日には北京出身の料理家ウー・ウェンさん(写真下)を迎え、特別トークイベント「豆腐干をもっと身近に。ウー・ウェンさんから学ぶ伝統食材」を開催した。豆腐干の特徴や調理方法、中国の食文化などについてウー・ウェンさんが語った。

ウー・ウェンさん
ウー・ウェンさん

聞き手はフリーアナウンサーの田井れい花さんが務めた。

豆腐干とは、豆腐を圧縮して水分を抜き、独特の弾力ある食感に仕上げた中華圏の伝統食材だ。ウー・ウェンさんによると、日本では豆腐から油揚げや厚揚げ、凍豆腐が作られるように、中国の豆腐にもさまざまなバリエーションがあるという。その一例として、豆腐干を麺状に加工した豆干絲(トーカンスー)、シート状に加工した豆腐皮(トウフーピー)、豆腐の発酵食品の腐乳(ふにゅう)などが紹介された。

〈豆腐干の低脂質で高たん白な栄養素を紹介、調理方法も幅広く手軽〉

豆腐干の栄養価にも触れた。豆腐干100gあたり、糖質1.8g、たん白質23gを含み、そのたん白質量はささみに相当する。グルテンフリーでもあり、パスタや中華麺などの置き換えにも提案している。なお、他の炭水化物と比較すると、白ご飯100gの場合は糖質35.6g、たん白質2.5gで、パスタ100gの場合は糖質29.9g、たん白質5.8gとなる。ウー・ウェンさんは、「豆腐干もたん白質の選択肢の1つだ」と伝える。腹持ちが良く、食物繊維を含む。長期保存も可能で、賞味期限は製造から540日間と、豆腐と比べて長く日持ちする。

豆腐干の調理方法も多岐にわたり、炒め物やスープ、煮物など幅広い。ウー・ウェンさんが豆腐干を使って作った炒め物や中華サラダが紹介され、「どのような味付けも合う」と話した。鍋の定番具材の1つでもあるという。豆腐干の使い方は、冷蔵室で自然解凍したあと5分ほど下茹でするか、レンジアップすれば使用できる。豆腐干の魅力について、「とにかく手軽だ」と述べる。ウー・ウェンさんによると、日本の冷奴と同じ感覚で、中国では豆腐干が食卓にのぼるという。油揚げの代わりにみそ汁や煮物に入れて活用することもできると提案した。細切りタイプは和え物や麺の代替品として、幅広タイプは鍋に使いやすいとした。

さらに豆腐干を簡単に食べられる商品として、優食が販売している「豆腐干食堂」から豆腐干入りのレトルトカレーが紹介された。ラインアップは「グリーンカレー」、「スープカレー」、「マサラカレー」の3品。

「グリーンカレー」、「スープカレー」、「マサラカレー」など
「グリーンカレー」、「スープカレー」、「マサラカレー」など

ウー・ウェンさんは、「中国では何千年も前から食べてきた食材だからこそ、今の時代にも合っていると思う。食卓にたくさん出してほしい」とイベントを締めくくった。

〈大豆油糧日報 2026年9月4日付〉

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