「キリン やすらぐお茶割り」紅茶ハイ・ほうじ茶ハイ発売、お茶の香りが食べ物とマッチ/キリンビールとセブン&アイHDが共同開発

「キリン やすらぐお茶割り 紅茶ハイ」「キリン やすらぐお茶割り ほうじ茶ハイ」
キリンビールとセブン&アイ・ホールディングスは10月27日から、共同開発商品「キリン やすらぐお茶割り 紅茶ハイ」「キリン やすらぐお茶割り ほうじ茶ハイ」(350ml/税別158円、アルコール分3%)を、「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」「ヨークマート」「ヨークベニマル」など全国のセブン&アイグループ各社の酒類取扱い店舗(9月末現在約2万1,000店舗)で販売する。

「紅茶ハイ」は紅茶の華やかな香りが特徴で、カレーなどのスパイスを使った料理や、エスニック料理とマッチ。

「ほうじ茶ハイ」はほうじ茶の香ばしい香りが特徴。海苔巻きおにぎりや、煮物などと合う。常温で飲むと素材のコクがより感じられるほか、温度によって変わる味わいや香りも楽しみの1つ。

キリンビールとセブン&アイ・ホールディングスは、商品開発の経緯や開発秘話、特徴などを以下の通り説明している。

〈キリンビールとセブン&アイ・ホールディングスによる、商品開発の経緯や開発秘話、特徴などの説明〉
昨今、“新しい生活様式”の浸透や、ライフスタイルの変化により、“健康”への意識が高まりつつある。

キリンビールが実施した調査によると、コロナ禍の経験により「意識して休息や睡眠をとるようになった」「食事の栄養バランスに気を付けるようになった」など、“健康”に対する意識の変化が見られる。

また、調査の中では飲食店や自宅でお茶割りを飲む理由として「食事に合う」「甘くない」「体に負担が少なそう」「カロリー・糖類が少なそう」「ゆっくり飲める」などがある一方、飲まない理由として「自分好みの商品がない」「苦みや渋みがある」「お酒感が強い」などの声も挙がっていた。

今回はそのような声に応え、キリンビバレッジが培ったおいしい飲料化技術の強みを生かしながら、「冷やしても、常温でもおいしく飲める、食事のおともにもぴったりな、こころやすらぐキリンのお茶割り」をコンセプトに、「キリン やすらぐお茶割り」の発売に至った。

事前の調査では、両商品ともRTD(チューハイ・サワー類)の通年品ラインアップには珍しいフレーバーで、「目新しさがある」「おいしそう」など高い評価を受けているという。

〈酒類飲料日報2020年10月23日付〉