2月の豚肩肉調製品輸入24%減8,930t、CIF価格411円と徐々に下げる

貿易統計によると、2015年2月の豚肉調製品(20%関税)の輸入量は前年同月比12.7%減の1万3,451tと8カ月連続で前年同月を下回った。価格は徐々に下げるが、シーズンドポークなど肩肉調製品が大きく減少している。

豚肉調製品の内訳は、豚モモ肉調製品が232t(51.8%減)、豚肩肉調製品8,930t(24.7%減)、その他の豚肉調製品4,289t(33.2%増)だった。肩調製品は減少している一方、その他の豚肉調製品が中国、米国で増加しているのが目立つ。シーズンドポークなど肩肉調製品は、米国が31.3%減6,324t、カナダは8.0%増の1,722tとなっている。2月の肩調製品の価格(CIF価格)は、米国がkg当たり418.2円(前月423.9円)、カナダ373.0円(前月379.1円)、全平均で410.5円(前月413.2円)となった。米国も徐々に下げているが、比較的安価なカナダ産が増加している。