輸入在庫5,911t増の17.7万t、輸入出回り6.3万t-5月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した15年5月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比1万672t減の13.7万t、推定出回り量が7,272t減の13.1万tと、供給が上回り5月末の推定在庫は5,915t増の19.4万tとなった。前年比では9.9%増加。

うち国産品在庫は、生産が6,534t減の6.8万t、出回り量も6,479t減の6.8万tとなり、在庫は前月並の1.7万tと変動はなかった。

輸入品は、輸入量が4,138t減の6.9万tと減少するも高水準を維持する一方で、出回り数量は793t減の6.3万tとなったことで、在庫は5,911t増の17.7万tと、2カ月連続で増加した。