8月1日のフィードロット飼養頭数は前年比3％増、5カ月連続で昨対増－UsDA

UsDAが21日に発表した8月1日現在の全国フィードロット飼養頭数（収容能力1千頭規模以上）によると、前月から23.4万頭減少して1,000.2万頭だった。前年同月に対して2.6％増加しており、5カ月連続で昨対を上回っている。

7月中の導入頭数が前月から6.6万頭増えて154.7万頭（前年同月比0.8％減）だったのに対して、出荷頭数が同2.2万頭少ない172.5万頭（3.5％減）と少なかったため。と畜頭数は18カ月連続で昨対割れとなっている。7月中の導入を重量別でみると、600ポンド以下が36.5万頭（14.1％減）、600～699ポンド23.5万頭（9.6％減）、700～799ポンド32.7万頭（7.6％減）、800ポンド以上が62万頭（19.2％増）と、依然として重量級の牛の増加が目立っている。

8月1日現在の飼養頭数を主要12州でみると、テキサス州は244万頭（1.2％減）、ネブラスカ州220万頭（2.8％増）、カンザス州193万頭（1.6％増）、コロラド州（前年同）となり、12州のうちテキサス州とアリゾナ州（23.9万頭・8.8％減）以外は前年増となっている。