TPP畜産関連説明会、影響など現場への丁寧な説明求める声-関東農政局

関東農政局は20日、東京都江東区の東雲合同庁舎で「環太平洋パートナーシップ(TPP)大筋合意についての関東ブロック意見交換会(畜産関係品目)」を開いた。都道府県、市町村、関係団体、関係者等が参加、農水省からは生産局大野高志畜産部長、食肉鶏卵課春名竜也課長補佐らが参加し、合意内容の説明と関係者との意見交換を行った。参加者は、畜産関係の生産現場の先行きに対する不安を挙げ、それを和らげる説明会を開いてほしいとの要望や、生産基盤強化を急ぐために畜産クラスターなど対策の強化を求める声が上がった。そのほか、生産現場への説明などに影響試算が重要なため、どのように試算するかなどの質問が上がった。