伊藤ハム米久HD16年3月期決算、次期業績予想では売上高8,300億円見込む

伊藤ハム米久ホールディングスは12日、2016年3月期連結決算伊藤ハム株式会社分と同米久株式会社分を発表した。伊藤ハム分の売上高は前期比32.8%増の6,387億7,900万円、営業利益は171.0%増の102億300万円、経常利益は65.6%増の108億8,000万円、当期純利益は32.4%減の77億9,400万円となった。米久の決算は15年3月1日~16年3月31日までの13カ月で、売上高1,786億7,100万円、営業利益71億8,200万円、経常利益73億9,900万円、当期純利益47億8,200万円となった。13カ月の決算のため、前期との比較は行っていない。

同社の17年3月期連結業績予想は、売上高8,300億円、営業利益180億円、経常利益195億円、当期純利益120億円と予想。経営統合に伴う「正ののれん」が約262億円(暫定算出額)発生する見込みで、同予想には14億円ののれん償却額を織り込んでいる。