「第7回東京食肉市場豚枝肉共励会」名誉賞に茨城・成田畜産が輝く、キロ単価1万5072円でウスネフードが落札、およそ3年半ぶりに開催

「第7回東京食肉市場豚枝肉共励会」成田畜産の出品豚
「第7回東京食肉市場豚枝肉共励会」成田畜産の出品豚

一般社団法人東京食肉市場協会が主催する「第7回東京食肉市場豚枝肉共励会」(第62回農林水産祭参加)が2月15日~17日、東京都港区の東京都中央卸売市場食肉市場で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で第5回、第6回と開催が見送られ、2019年8月(第4回)以来、およそ3年半ぶりの開催となった。

今回の共励会には1000頭が出品され、2月17日に行われた枝肉審査の結果、最上位となる名誉賞には茨城県の成田畜産の出品豚(極上、枝肉重量77.5kg、ブランド名:成田屋の芋麦豚)が輝き、その後のセリ販売では、キロ単価1万5072円でウスネフードが落札した。場内では出荷・生産者が見守るなか、およそ3年半ぶりの開催とあって場内は盛り上がりをみせ、名誉賞の枝肉は1万5千円を超える高値を付けた。

最優秀賞(2点)には、岩手県・ケイアイファウム玉山(極上、80.0kg、岩中ポーク、キロ単価9661円)、埼玉県・寄居養豚センター(極上、78.5kg、よりいポーク、6,013円)が選ばれ、いずれも広瀬商店が購買した。

〈畜産日報2023年2月20日付〉

媒体情報

畜産日報

食肉に関する全ての情報が分かる日刊の専門紙

畜産日報

近年の食肉をめぐる情勢は、世界の需給変動や、口蹄疫、鳥インフルエンザなどの家畜の疾病問題やBSE輸入制限の緩和など制度の変更、新たな規制などにより大きく揺れ動いており、企業の業績にも大きな影響を与えております。畜産日報では、こうした食肉をめぐる毎日の動きとともに行政・業界の対応、需給・相場の動向と見通しなど、解説記事と合わせて分かりやすくお伝えしております。昭和35年の発刊以来、食肉業界から最も信頼されている日刊の専門紙です。

創刊:
昭和35年(1960年)3月
発行:
昭和35年(1960年)3月
体裁:
A4判 11ページ
主な読者:
食肉卸、量販店・食肉専門店、外食、輸入商社、生産者組織、行政機関、海外機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)その他地域は第3種郵便による配送 *希望によりFAX配信も行います(実費加算)
購読料:
3ヵ月=本体価格22,572円(税込)6ヵ月=本体価格44,788円(税込)1年=本体価格86,962円(税込)