アサヒ飲料は、5月8日の「アサヒ クリアラテ from おいしい水」(600mlPET)の発売に合わせ、同日から米倉涼子さんを起用した新CM「クリア人間 大人の甘さ」編を全国で放映する。同社は7日に新CM発表会を都内で開催し、会場には米倉さんも登場した。

「クリアラテ」の特徴は、すっきりとごくごく飲める大人の甘さと、カフェインゼロ、カロリーLight、脂肪ゼロという機能性を併せ持つこと。コミュニケーションでは、米倉さんを起用してニュータイプ・ラテの新しさや商品設計を伝える広告を展開するほか、渡辺直美さんを起用したWEB 動画でのPR を発売3週間前から段階的に露出する新たな試みも行っている。

フレーバーウォーター市場全体は、近年急速に拡大しており、販売数量は年間3,000万箱を上回る規模になった。ただ、現在は無糖系への流出傾向が顕在化している状況にある。アサヒ飲料は新製品で、“ほどよく甘くてすっきり”(すっきりゴクゴク・低カロリー)の新領域「クリアエッセンスウォーター」を拡大していく考えだ。同社によれば、「クリアエッセンスウォーター」とは、本格的な素材(エッセンス)を使用しながら、“よぶん”なものを取り除いて(クリア)いいところだけを味わえるものと位置付けている。

同社マーケティング本部マーケティング二部の石原哲也部長は、「フレーバーウォーター市場は、各社がいろいろな新しいチャレンジをしており、まだまだ活発化していくだろう。ただ、これからは高齢化が進むので甘さのない製品が伸びていくと思われる。当社の調査で、フレーバーウォーターに対して甘さに若干の不満を持っている方がいるとわかったので、甘さがあまりなくてごくごく飲めるものを提案することにより、市場をさらに盛り上げていきたい」と話した。

ターゲットについては、「幅広く考えているが、メインは30~40代のビジネスパーソンだ。一日かけてお茶やお水を飲まれる方が多いが、時間とともにおいしさが減るという側面がある。

その点、“クリアラテ”は冷たくしても常温でもおいしさがキープできる。また、コーヒー好きな人でも、午後3時からはカフェインを控えたいという声があるが、カフェインのないラテの投入により好きな味わいをいつでも飲める機会を提供していく。いろいろなシーンで飲んでいただきたい」と話した。

新製品の技術面については、「透明になると味としては薄くなる。コーヒーは、コクと甘みと酸味のバランスを保つのが難しい。開発者は170回以上の試作を繰り返して、現在の味に到達した」と話した。今後は、第2弾以降の製品も展開していく予定としている。

〈酒類飲料日報 2018年5月8日付より〉

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