大塚食品は、インドに食品・飲料の製造、販売等を目的とした「Otsuka Foods India Private Limited」を2018年5月28日に設立したと発表した。アジア圏での海外進出は、2003年の上海大塚食品有限公司(中国)につづき、2カ国目となる。

〈インド市場でボンカレーをはじめとしたレトルトの定着へ〉
同社はインドで現地生産した「ボンカレー」を今秋から社員食堂等で展開する考え。将来的には、インド市場での「ボンカレー」をはじめとしたレトルトの普及を目指す。

同社担当者は、「インドにはベジタリアンの方が多いことから、動物性原料を使わずにうまみを引き出すことに挑戦しました。現地の試食会での評判は高かったようです。カレーの本場であるインドで革新的な商品開発に取り組み、ボンカレーの世界戦略に挑戦していきます」と話した。

〈「ボンカレー」の国際ブランド化に挑戦〉
大塚食品の「ボンカレー」は、1968年2月12日に世界初の市販用レトルト食品として誕生し、50周年を迎えている。レトルト食品のパイオニアとして進化を続け、累計で約30億食を販売しているロングセラー商品だ。

なお、1月に行われた「ボンカレー」の発表会で同社の戸部貞信社長(当時)は、「これからの50年は、100年ブランドを目指すセカンドステージと位置付け、ボンカレーを世界に広めることに取り組む。中国では15年前からレトルトカレーを生産・販売しているが、アジアを皮きりに、今後はボンカレーの国際ブランド化に挑戦する」と話している。

〈Otsuka Foods India Private Limitedの概要〉
▽設立年月日=2018年5月28日
▽資本金=1億7,250万インドルピー(約3億円)
▽代表者=植松宏和
▽所在地=インド・カルナタカ州バンガロール

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